Thursday, May 11, 2006

Mark Ryden






Mark Ryden (マーク・ライデン)
1963年1月20日にオレゴン州 (Oregon) メッドフォード (Medford) で生まれ、南カリフォルニアのサンディエゴ郡 (San Diego County) にあるエスコンディード (Escondido) で育った。
ローブローアートを代表するアーティストの1人。

ロサンゼルス郡 (Los Angeles County) のパサデナ (Pasadena) にあるアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン (Art Center College of Design、通称は "Art Center") でイラストについて学び、1987年同校を卒業。
マーク・ライデンの最初の個展 "The Meat Show" は卒業校のあるパサデナで1998年10月に開催された。
現在はパートナーであるマリオン・ペック (Marion Peck) と共にロサンゼルスのイーグルロック (Eagle Rock) で創作活動をしている。


ネットでマーク・ライデンに出会った頃の認識としては、この人、Red Hot Chili Peppers の "One Hot Minute" のジャケを手掛けた人なのかって感じだったと記憶している。
その後、ハリウッドスターが作品を購入しているってことやアメリカじゃすごく人気の高いアーティストだってのを知った。
いろんなブログで作品を見る機会が増え、マーク・ライデンのサイトを覗いて見たりするようになると、そのモチーフの面白さに目が行き始めたのだが、マーク・ライデンの作品好きな方ならすぐにライデンが好んで扱うモチーフをいくつか思い浮かべることが出来るだろう。
このエントリを立てた当時、マーク・ライデン的モチーフについて 「肉/蜂/ティキ/宗教/玩具/リンカーン/子供」 とコンパクトにまとめている人がいるのに出合い、笑った。

ポストした作品は次の通り。

"The Butcher Bunny" (2000)
"Inside Sue" (1997)
"The Ecstacy of Cecelia" (1998)
"Saint Barbie" (1994)
"Snow White" (1997)

ポストした5点中で最も古い作品は1994年の "Saint Barbie"。
アートセンターに入学したのが何年のことなのか調べても分からなかったが、4年制大学で1987年に卒業とのことなので1993年入学とすると、"Saint Barbie" は入学初年度の後期か2年目の前期に制作された作品ということになる。
その時期にこのレベルなので、大学に行く前にスタイルはほぼ出来上がっていたのだろう。
実際、サイトで1991年に描かれた "Good Luck" という作品を見ることが出来るが、既にその後の作品の片鱗が見て取れる。
作品のモチーフ自体もアートセンター在学中に描かれた作品群の中にほぼ出揃っているといっていいだろう。

Mark Ryden

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